ひのきって・・・│新着情報｜福岡市地域密着で木造建築の修繕・増改築【有限会社東栄技建】の新着情報です。

今日は、「木材」について、少しだけ。

まず写真ですが、二間続きの和室の真ん中の敷居を、白蟻さんの被害があったということで、入れ替える施工をさせて戴きました。
柱に臍（ほぞ）を入れて、その中に差し込まれてあるわけですが・・・

何故か見事に、柱には興味がないかのように、敷居だけが喰われています。

敷居は「杉」、柱は「檜」。

建具職人でもある当社社長曰く、「檜や楠木といった、香りの強い木は、なかなか喰われない」らしいのです。楠木は、「樟脳」という、昔のたんすなどにいれられていた「防虫剤」の材料でもあります。しかも、丈夫なうえに加工もし易い。だから値もはるんですけどね～(^-^;

こちらの、新しい敷居は、檜を加工してつくらせて戴きました。まあその香りのいいこと、手触りの滑らかなこと！

やはり、こうして昔ながらの家屋に携わると、アパート・マンションの利便性は欲しいですが、「帰ってきたいところ」という気になりますね！



当社では、住宅改修・住宅改造、細やかな欄間や建具の修理から、外部の屋根・雨どい・外壁まで！戸建て、集合住宅を問わず、ご相談を承っています！

どうぞ、お住まいのことは、福岡市東区の(有)東栄技建にご連絡ください！！